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    オマケ

    落花流酔 オマケの会話SSS



    新年早朝、夕鈴は寝台の上に座り、
    「う~・・・頭痛い」
    頭を抱えていると、入口の扉が開き黎翔が入ってきた。
    「夕鈴、明けましておめでとう」
    「あ、陛下。明けましておめでとうございます。良く眠れましたか?」
    「うん、ぐっすり眠れたよ。新年の挨拶を、最初に君と出来て嬉しいよ。」
    「そ、そうですか?えっと・・・私も、そのぉ、ううう嬉しいです。」
    「ねぇ夕鈴、昨晩の事覚えてる?」
    「えっと、呑み屋に走って行った後位までは・・・」
    「やっぱり覚えてないかぁ。痛い所とか無い?」
    「(あそこが痛いなんて言えない、って言うか何で痛いの?)あっ頭が痛いだけです。」
    「うん、二日酔いだね。夕鈴お酒呑んじゃったから。」
    「え、お酒?私何か仕出かしましたか?って、陛下、唇どうしたんですか?切れてますよ。」
    「これね、お酒に酔った可愛い兎に噛まれちゃったんだ。」
    「へ?兎??」
    「うんうん、と~っても面白くって可愛い兎。」
    「面白いって何か芸が出来る兎なんですか?」
    「仕込んだ訳じゃないから芸ではないね。天然で面白いんだ。それで可愛くて、チュッて口付けたらカプッってね。」
    「あぁ、子犬とか可愛いもの見ると、ついついチュッてしたくなりますよね。兎は前歯が大きいから気をつけないと。」
    「前歯じゃなくて、犬歯で噛まれたんだよ。」
    「兎って犬歯あるんですか?」
    「鋭い犬歯があったみたい。」
    「ふぅ~ん。陛下に怪我させるなんて、命知らずな兎が居たんですね。」
    「う~ん、僕も痛い思いさせちゃったしなぁ。」
    「そうなんですか?苛めちゃったとか?」
    「苛めては無いけどね。だから次はたっぷりと可愛がるんだ。」
    「はぁ?そうですね。」
    「うん、たっぷりと可愛がって、じっくり味わうんだ。」
    「味わうって・・・食べちゃうんですか?」
    「昨夜も食べたよ。」
    「なんだか兎が可愛そう・・・」
    「でも兎がそう望んでいる顔をしていたからだよ?」
    「そ、そうなんですか・・・父さんと青慎も兎料理食べたんですか?」
    「ううん、僕だけ。僕だけの兎なんだ。」
    「へ?・・・」
    さっぱり意味が解らないが頬を撫でられ、狼に狙われた兎の気分になり身震いする夕鈴だった。



     ちなみに御馳走を堪能した後、夕鈴、黎翔、青慎の3人で街へ遊びに出るのだが、護衛として付いてきた浩大が姿を現し、4人で廻る事となった。青慎には“李翔の小姓”と紹介する。
    浩大は黎翔に手招きをし、
    「呑み比べをした事も、お妃ちゃん食っちゃった事も、李順さんには内緒だよね?」
    こっそりと耳打ちをした。
    そして口止め料と称し、色々な食べ物を黎翔に買わせ、下町の正月を存分に満喫する浩大だった。


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    管理人は熱しやすく冷めやすいです。飽きるのが早いです。長続きしないと思われますが、どうぞそれまでお付き合いください。

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